正答2
解説
正解は2です。
低周波鍼通電療法を安全に行うための注意事項を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 直流を流すと電極となる鍼の周囲で電気分解が起こります。
鍼が腐食して折鍼の原因となり、組織も傷つくため、直流ではなく電荷が偏らない双極性のパルスを用います。
2:○ 鍼の材質は電気分解に強いステンレスを用います。
銀鍼などは電気分解で腐食しやすく、通電中の折鍼の危険が高まります。
3:× 心臓を挟むように電極を置くと、電流が心臓を通って不整脈を起こすおそれがあります。
電極は心臓を挟まない位置に配置します。
4:× 出力を最大値から始めると、強い筋収縮や痛みが急に起こり危険です。
出力は最小値(ゼロ)から始め、患者の感覚を確かめながら少しずつ上げます。
【ポイント】
低周波鍼通電の安全対策は「ステンレス鍼・双極性パルス・心臓を挟まない・出力はゼロから」の4点で覚えます。
心臓ペースメーカーを使用している患者には行いません。