正答2
解説
正解は2です。
急性炎症で起こる反応の時間的な順序を問う問題です。
組織が傷害されると、まず血管の反応が起こり、その後に白血球などの細胞の反応が続きます。
血管の反応では、細動脈の拡張による充血に続いて血管透過性が高まり、血漿成分が組織にしみ出します。
【選択肢別解説】
1:× 好中球の活性化と浸潤は、血管の反応に続いて起こる細胞の反応です。
傷害の数時間後から盛んになるため、最も早期の反応ではありません。
2:○ 血管透過性の亢進は、傷害の直後から起こる血管の反応です。
ヒスタミンなどの作用で起こり、示された選択肢の中で最も早期の反応です。
3:× リンパ球の浸潤は、炎症が長引いたときに目立つ反応です。
慢性炎症の特徴であり、最も早期の反応ではありません。
4:× マクロファージの活性化は、好中球の後に単球が組織へ出て起こる反応です。
傷害の1〜2日後から目立つため、最も早期の反応ではありません。
【ポイント】
急性炎症は「血管拡張・透過性亢進、好中球、単球(マクロファージ)、リンパ球」の順で進むと覚えます。