正答3
解説
正解は3です。
糸球体ろ過量(GFR)を決める圧力のバランスを問う問題です。
ろ過を進める力は糸球体の血圧で、ろ過を妨げる力は血漿の膠質浸透圧とボウマン嚢内圧です。
【選択肢別解説】
1:× 腎血流量が低下すると、糸球体に届く血液が減ってろ過量は減少します。
増加させる要因ではありません。
2:× 血中アルブミン濃度が上昇すると、血漿の膠質浸透圧が高まります。
水を血管内に引き留める力が強まるため、ろ過量は減少します。
3:○ 糸球体血圧が上昇すると、血液を糸球体の外へ押し出す力が強まります。
このため糸球体ろ過量は増加します。
4:× 尿管内圧が上昇すると、尿路閉塞と同じようにボウマン嚢内圧が高まります。
ろ過に逆らう力が強まるため、ろ過量は減少します。
【ポイント】
有効ろ過圧は「糸球体血圧-(血漿膠質浸透圧+ボウマン嚢内圧)」で表されます。
どの圧が上下したかを式に当てはめれば、ろ過量の増減を判断できます。