正答2
解説
正解は2です。
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患)の症状と検査所見を問う問題です。
COPDは、主に長期の喫煙によって気道の炎症と肺胞の破壊が進み、気流が慢性的に制限される疾患です。
【選択肢別解説】
1:× 肺拡散能(DLCO)は正常ではなく低下します。
肺胞が壊れて、ガス交換に使える面積が減るためです。
2:○ 労作時の呼吸困難(息切れ)は、COPDの最も特徴的な症状です。
階段や坂道などで息切れが生じ、病気の進行とともに少ない動作でも息苦しくなります。
3:× 発作的に気管支狭窄音(喘鳴)を伴うのは、気管支喘息の特徴です。
COPDの症状は発作性ではなく、慢性に持続しながら徐々に進行します。
4:× 肺機能検査では、拘束性ではなく閉塞性換気障害が特徴です。
1秒率(FEV1/FVC)が70%未満に低下します。
【ポイント】
COPDは「喫煙・労作時呼吸困難・慢性の咳と痰・閉塞性換気障害・DLCO低下」で覚えましょう。
気管支喘息との違いは、症状の可逆性が乏しく、発作性でない点です。