正答1
解説
正解は1です。
「成長や生殖活動を行うもととなる基本的な物質」とは精のことです。
この問題は、精の生理作用を、血・気などの作用と区別できるかを問うています。
【選択肢別解説】
1:○ 精は生命活動の根本となる物質で、神(生命活動や精神活動の現れ)の物質的な基盤です。
精が充実していると神も保たれるため、神を維持することは精の作用です。
2:× 血脈を満たすのは、精ではなく血の働きです。
脈中を巡る血と、そこに入って血の成分となる津液が血脈を満たします。
3:× 呼吸を推動するのは、精ではなく宗気の働きです。
宗気は胸中に集まり、呼吸と発声、心拍による血の運行を推し進めます。
4:× 体温を一定に保つのは、精ではなく気の温煦作用です。
特に衛気は体表や肌肉を温めます。
【ポイント】
精には先天の精と後天の精があり、腎に蔵されて成長・発育・生殖を支えます。
「精=神の基盤」「宗気=呼吸と血行の推動」「気の温煦作用=体温の維持」と作用を整理しましょう。