正答3
解説
正解は3です。
灸あたりは、施灸の刺激量が過剰な場合などに、全身の倦怠感、疲労感、頭重、微熱などが現れる反応です。
予防には、患者の体質や体調に合わせて刺激量を適切に調整することが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 艾炷のひねりを硬くすると燃焼がゆっくりになり、熱が強く長く伝わるため刺激量が増えます。
灸あたりの予防にはならず、むしろ起こりやすくなります。
2:× 艾炷の底面を広くすると、熱が伝わる面積が広がって刺激量が増えます。
灸あたりの予防にはならず、むしろ起こりやすくなります。
3:○ 刺激量の少ない灸法を選ぶことで、体に過剰な負担をかけずに施灸できます。
とくに初めての患者や虚弱者では、刺激量を少なくすることが灸あたりの予防になります。
4:× 施灸後の皮膚の消毒は、灸痕からの化膿を防ぐための処置です。
全身反応である灸あたりの予防にはなりません。
【ポイント】
灸あたりの予防は、刺激量を少なくすること、初回は控えめにすること、空腹時や疲労時を避けることです。
灸あたりが起きた場合は、安静にして経過をみるのが基本です。