正答3
解説
正解は3です。
消毒・滅菌の方法には、それぞれ適した対象があります。
人の皮膚である手指に使えて、効果も確実な消毒法を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 紫外線は、物の表面や空気、水の殺菌に用いられます。
皮膚や眼に障害を起こすおそれがあり、照射された表面にしか効かないため手指消毒には用いません。
2:× オキシドール(約3%過酸化水素水)は、主に創傷部位の消毒に用いられます。
発生する酸素の泡で洗浄効果がありますが、施術者の手指消毒の標準的な方法ではありません。
3:○ 70%前後のエタノールは、蛋白質を変性させて短時間で殺菌する、手指消毒の代表的な薬剤です。
乾燥が速く皮膚への刺激も少ないため、施術前後の手指消毒に適しています。
4:× エチレンオキサイドガスは、熱に弱い医療器具の滅菌に用いるガスです。
毒性が強いため人体には使用できず、手指消毒には用いません。
【ポイント】
エタノールは濃度が高すぎても低すぎても効果が落ち、70〜80%程度が最も殺菌力が強いとされます。
ノロウイルスや芽胞にはエタノールが効きにくい点も、あわせて覚えておきます。