正答2
解説
正解は2です。
呼吸は、血液の二酸化炭素分圧・酸素分圧・pHを化学受容器が感知することで調節されています。
どの変化が呼吸を強める方向に働くかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 体液の浸透圧が上昇すると、視床下部が感知して口渇やバソプレシン(抗利尿ホルモン)の分泌が起こります。
浸透圧は呼吸を調節する主な因子ではありません。
2:○ 体液のpHが低下(アシドーシス)すると、頸動脈小体などの末梢化学受容器や延髄の中枢化学受容器が刺激されます。
その結果、換気が増えて二酸化炭素を排出し、pHを元に戻そうとします。
3:× 動脈血酸素分圧が上昇すると、末梢化学受容器への刺激が減り、呼吸は抑制されます。
呼吸を促進するのは、酸素分圧の上昇ではなく低下です。
4:× 動脈血二酸化炭素分圧が低下すると、化学受容器への刺激が減り、呼吸は抑制されます。
呼吸を促進するのは、二酸化炭素分圧の低下ではなく上昇です。
【ポイント】
呼吸を促進するのは「二酸化炭素分圧の上昇・酸素分圧の低下・pHの低下」の3つです。
通常の呼吸調節で最も強く働くのは、二酸化炭素分圧の変化です。