正答1
解説
正解は1です。
脳性麻痺は、発達途中の脳が損傷を受けたことによる運動と姿勢の障害です。
日本では、受胎から新生児期までに生じた非進行性の脳病変による、永続的な運動・姿勢の異常と定義されています。
【選択肢別解説】
1:○ 脳性麻痺は、永続的な運動障害です。
脳の病変自体は進行しませんが、運動と姿勢の異常は生涯にわたって続きます。
2:× 最も多い病型は、アテトーゼ型ではなく痙直型です。
痙直型は錐体路の障害で起こり、脳性麻痺の大部分を占めます。
3:× アテトーゼ型では、知能が比較的保たれることが多いとされます。
精神発達遅滞を合併しやすいのは、重度の痙直型四肢麻痺です。
4:× 原因となる脳病変の時期は、生後1年間ではなく新生児期(生後4週以内)までです。
新生児期以降に生じた脳の障害は、脳性麻痺の定義には含まれません。
【ポイント】
脳性麻痺の定義は「受胎から新生児期(生後4週以内)」「非進行性」「永続的だが変化しうる運動と姿勢の異常」の3点です。
アテトーゼ型は大脳基底核の障害で、不随意運動と構音障害が目立ちます。