正答2
解説
正解は2です。
灸法の種類と、それぞれが利用する熱の伝わり方を問う問題です。
熱の伝わり方には、皮膚に触れたものから伝わる伝導熱と、離れた熱源から放射される輻射熱があります。
【選択肢別解説】
1:× 押灸は、燃えている棒灸を布や紙を介して皮膚に押し当てる灸法です。
触れたものから熱が伝わる伝導熱を利用します。
2:○ 箱灸は、木の箱の中で艾を燃やし、皮膚から離れた位置から温める灸法です。
燃える艾から放射される輻射熱で、広い範囲を温めます。
3:× 塩灸は、臍の上に塩を敷き、その上で艾を燃やす隔物灸です。
塩を介して伝わる伝導熱を利用します。
4:× 紅灸は、漆灸や墨灸と並んで薬物灸に分類される灸法で、経穴に用いた薬物(紅)で皮膚を刺激します。
熱源を皮膚から離して温める方法ではなく、輻射熱は利用しません。
【ポイント】
輻射熱を利用する灸の代表は、棒灸(艾条灸)と箱灸です。
皮膚の上で燃やす直接灸や、物を介する隔物灸は伝導熱を利用します。