正答2
解説
正解は2です。
交感神経は、脊髄から出る節前ニューロンと、交感神経節から出る節後ニューロンの2つでつながります。
その経路と伝達物質、支配する器官を問うています。
【選択肢別解説】
1:× 交感神経が支配するのは瞳孔括約筋ではなく、瞳孔散大筋です。
瞳孔括約筋は動眼神経に含まれる副交感神経が支配し、瞳孔を小さくします。
2:○ 交感神経の節前線維は、白交通枝を通って交感神経幹に入ります。
節前線維は有髄線維なので白く見え、白交通枝と呼ばれます。
3:× 交感神経の節後線維が分泌するのは、主にアドレナリンではなくノルアドレナリンです。
アドレナリンを主に分泌するのは副腎髄質です。
汗腺を支配する節後線維は例外的にアセチルコリンを分泌します。
4:× 節前ニューロンの細胞体は脊髄前角ではなく、側角にあります。
第1胸髄から第2〜3腰髄にかけての側角(中間外側核)に位置します。
【ポイント】
節前線維は白交通枝、節後線維が脊髄神経に戻る経路は灰白交通枝です。
前角には運動ニューロン、側角には交感神経の節前ニューロンがあります。