正答2
解説
正解は2です。
脈拍数は、疾患による自律神経の変化や代謝の変化を反映します。
成人の安静時の脈拍は、おおむね毎分60〜100回が正常範囲です。
【選択肢別解説】
1:× 貧血では、徐脈ではなく頻脈になります。
血液の酸素運搬能力が下がるため、心拍数を増やして補おうとするからです。
2:○ 脳圧亢進では徐脈になります。
頭蓋内圧が上がると、脳の血流を保とうとして血圧が上がり、反射的に脈拍が遅くなります。
これをクッシング現象といいます。
3:× パーキンソン病に特徴的な脈拍の変化は頻脈ではありません。
この病気の自律神経障害としては、起立性低血圧や便秘が代表的です。
4:× 甲状腺機能低下症では、頻脈ではなく徐脈になります。
代謝が低下するためです。
頻脈になるのは、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)です。
【ポイント】
徐脈をきたす代表は、脳圧亢進、甲状腺機能低下症、房室ブロックです。
頻脈は、貧血、発熱、甲状腺機能亢進症、脱水などで起こります。