正答2
解説
正解は2です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主に喫煙によって肺に慢性の炎症が起こり、空気の通りが悪くなる病気です。
気流の閉塞は完全には元に戻りません。
【選択肢別解説】
1:× COPDには受動喫煙も関与します。
本人の喫煙が最大の原因ですが、受動喫煙や大気汚染も発症の危険因子です。
2:○ COPDでは、肺癌の合併に注意が必要です。
喫煙という共通の原因があるうえ、COPDそのものも肺癌の危険因子になるためです。
3:× COPDの特徴は、安静時ではなく労作時の呼吸困難です。
坂道や階段で息切れが出ることから始まり、進行すると安静時にも苦しくなります。
4:× 禁煙をしても、低下した呼吸機能そのものは改善しません。
壊れた肺胞は元に戻らないためです。
禁煙は、その後の呼吸機能の低下を緩やかにする最も重要な治療です。
【ポイント】
COPDの治療の第一は禁煙で、その目的は進行を抑えることにあります。
合併症として、肺癌、肺高血圧症、心血管疾患、骨粗鬆症などに注意します。