正答4
解説
正解は4です。
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、血小板に対する自己抗体ができ、血小板が脾臓などで壊されて減る病気です。
免疫性血小板減少症とも呼ばれます。
【選択肢別解説】
1:× ITPの特徴は筋肉内の血腫ではなく、皮膚や粘膜の出血です。
点状出血や紫斑、鼻出血、歯肉出血がみられます。
筋肉内や関節内の深い出血は、血友病などの凝固因子の異常で起こります。
2:× ITPの自己抗体は、血管ではなく血小板に対するものです。
3:× 慢性のITPは、男性よりも女性に多くみられます。
特に20〜40代の女性に多い病気です。
4:○ ヘリコバクター・ピロリ菌に感染しているITPの患者では、除菌療法が有効です。
除菌によって、約半数で血小板数が増加するとされています。
そのためピロリ菌陽性の場合は、まず除菌が勧められます。
【ポイント】
ITPの出血は皮膚・粘膜の点状出血や紫斑、血友病の出血は関節内・筋肉内と対比して覚えます。
ITPの治療は、ピロリ除菌、副腎皮質ステロイド、脾臓摘出などです。