正答3
解説
正解は3です。
回旋筋腱板(ローテーターカフ)は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋からなります。
このうち肩関節を外転させるのは棘上筋です。
【選択肢別解説】
1:× 肩貞は棘上筋の上にはありません。
肩貞は肩関節の後下方、腋窩横紋後端の上方1寸にとります。
深部は三角筋後部や大円筋で、大円筋は腱板に含まれません。
2:× 臑兪は棘上筋の上にはありません。
臑兪は腋窩横紋後端の上方、肩甲棘の下方の陥凹部にとります。
三角筋後部の上にあり、三角筋は外転筋ですが腱板には含まれません。
3:○ 曲垣は棘上筋の上にあります。
曲垣は肩甲棘内端の上方の陥凹部にとり、深部が棘上窩の棘上筋です。
棘上筋は肩関節外転の初動を担う腱板の筋です。
4:× 天宗は棘上筋ではなく棘下筋の上にあります。
天宗は肩甲棘の中点と肩甲骨下角を結ぶ線上、肩甲棘から3分の1にとります。
棘下筋は外転ではなく肩関節の外旋を担います。
【ポイント】
肩甲棘より上の棘上窩には秉風・曲垣、下の棘下窩には天宗があります。
腱板の作用は「棘上筋=外転、棘下筋・小円筋=外旋、肩甲下筋=内旋」です。