正答2
解説
正解は2です。
経穴部位の皮膚を支配する神経を問う問題です。
伏在神経は大腿神経の最大の皮枝で、内転筋管を通って膝の内側に出ます。
そこから下腿内側と足内側縁の皮膚に分布します。
したがって下腿内側にある経穴が、伏在神経の分布領域に入ります。
【選択肢別解説】
1:× 陽陵泉は下腿外側、腓骨頭前下方の陥凹部にあります。
皮膚は伏在神経ではなく、総腓骨神経の枝である外側腓腹皮神経の領域です。
2:○ 陰陵泉は下腿内側、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部にあります。
下腿内側の皮膚は伏在神経が支配するため正解です。
3:× 陰市は大腿前外側、大腿直筋腱の外側で、膝蓋骨底の上方3寸にあります。
膝より上の大腿部で、伏在神経の分布領域ではありません。
4:× 陰包は大腿内側、薄筋と縫工筋の間で、膝蓋骨底の上方4寸にあります。
膝より上の大腿部にあり、伏在神経の分布領域から外れます。
【ポイント】
伏在神経は大腿神経の枝で、下腿内側に分布します。
陰陵泉や三陰交など、脾経・肝経の下腿内側の経穴が該当します。