正答2
解説
正解は2です。
この問題は取穴の指標と「ならない」棘突起を選ぶので、○ が答えとなる椎骨です。
ちりげの灸は身柱への施灸で、身柱は第3胸椎棘突起下方の陥凹部にあります。
小児斜差の灸は、肝兪と脾兪を左右で斜めに組み合わせて施灸する方法です。
肝兪は第9胸椎棘突起下の外方1.5寸、脾兪は第11胸椎棘突起下の外方1.5寸にあります。
したがって指標となる棘突起は第3・第9・第11胸椎で、第5胸椎は用いません。
【選択肢別解説】
1:× 第3胸椎棘突起は、ちりげの灸を行う身柱の指標です。
取穴の指標となります。
2:○ 第5胸椎棘突起の下には神道、外方1.5寸には心兪があります。
ちりげの灸にも斜差の灸にも使わないため、指標にならず答えになります。
3:× 第9胸椎棘突起は肝兪の高さで、小児斜差の灸の指標になります。
4:× 第11胸椎棘突起は脾兪の高さで、小児斜差の灸の指標になります。
【ポイント】
小児の疳の虫には、身柱へのちりげの灸と、肝兪・脾兪を左右交差に取る斜差の灸が用いられます。
肝の昂ぶりを鎮め、脾を補う考え方です。