正答4
解説
正解は4です。
灸法の種類と、用いる艾の精製度の関係を問う問題です。
精製度の高い上質の艾は、毛茸の割合が高く、淡黄色で柔らかく、細く小さくひねることができます。
皮膚の上で直接燃やす透熱灸、特に糸状灸のように極めて小さな艾炷を作る灸法では、最も精製度の高い艾が必要です。
【選択肢別解説】
1:× 温灸は皮膚から離して温熱を与える方法です。
燃焼量が多くてよいため、精製度の低い艾を用います。
2:× 押灸は、燃えている艾を布などを介して皮膚に押し当てる方法です。
艾を細くひねる必要がないため、精製度の高い艾は必要ありません。
3:× 隔物灸は、生姜や味噌などを皮膚との間に置いて施灸する方法です。
艾炷が大きく、精製度の低い艾を用います。
4:○ 糸状灸は、糸のように細い艾炷を皮膚上で燃やす透熱灸です。
細くひねる必要があり、燃焼温度の低い最も精製度の高い艾を用います。
【ポイント】
上質の艾は透熱灸(米粒大・半米粒大・糸状灸)に、精製度の低い艾は温灸・隔物灸・灸頭鍼に用いると使い分けます。