宅地建物取引業者が行う広告に関する次の記述のうち、不当景品類及び不当表示防止法 (不動産の表示に関する公正競争規約を含む。) の規定によれば、正しいものはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
不動産の表示に関する公正競争規約で定める徒歩所要時間、おとり広告、管理費、建築条件付土地の表示が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 1分未満の端数は切り捨てではなく、1分として切り上げて表示します(公正競争規約施行規則9条9号)。
道路距離80mにつき1分を要するものとして算出する点は正しい内容です。
2:× 契約済みで取引できない物件を広告することは、おとり広告として不当表示に当たります(公正競争規約21条)。
問合せを受けた際に契約済みと説明しても、広告を続けていた責任は免れません。
3:× 管理費の全額を示すことが困難なときは、最高額だけでなく最低額もあわせて表示します。
1住戸当たりの最低額と最高額のみで表示することが認められています(公正競争規約施行規則9条)。
4:○ 建築条件付土地の広告では、取引の対象が土地であることを明示しなければなりません(公正競争規約施行規則7条)。
あわせて、建築条件の内容と、条件が成就しなかったときの措置の内容も明示します。
【ポイント】
徒歩所要時間は「80mで1分・端数切上げ」と覚えましょう。
管理費や賃料などで全戸を示せない場合は「最低額と最高額」の表示が原則です。