正答4
解説
正解は4です。
都市計画法の地域地区(風致地区・特定街区・近隣商業地域・生産緑地地区)の定義を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 風致地区は、都市の風致を維持するため定める地区です(都市計画法9条)。
地区内の建築等は、政令の基準に従い地方公共団体の条例で規制できます(同法58条1項)。
よって、本肢は正しい記述です。
2:× 特定街区は、市街地の整備改善を図るため街区の整備又は造成が行われる地区について定める街区です(都市計画法9条)。
容積率、建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めるもので、本肢は正しい記述です。
3:× 近隣商業地域は、近隣の住宅地の住民に対する日用品の供給を主たる内容とする商業等の利便を増進するため定める地域です(都市計画法9条)。
よって、本肢は正しい記述です。
4:○ 本肢の「農業の利便の増進を図りつつ、これと調和した低層住宅に係る良好な住居の環境を保護する」は、田園住居地域の定義です(都市計画法9条)。
生産緑地地区は、市街化区域内の農地等で、良好な生活環境の確保に効用があるなど一定の条件を満たす区域について定める地区です(生産緑地法3条)。
よって、本肢は誤りです。
【ポイント】
田園住居地域は用途地域の一つで、生産緑地地区は市街化区域内の農地を保全する地域地区です。
両者は「農」に関わる点が似ているため、定義の取り違えが狙われます。