正答3
解説
正解は3です。
この問題は、賃貸借契約の解約申入れと、契約が終了する時期を問うものです。
不適切なものを選ぶ問題なので、○ が答え(不適切な記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切です。
期間の定めのある賃貸借では、期間内解約の条項がない限り、貸主も借主も一方的に中途解約できません。
期間を定めた以上、当事者はその期間は契約に拘束されるからです。
2:× 適切です。
建物所有を目的としない駐車場用地の賃貸借には、借地借家法ではなく民法が適用されます。
期間の定めがなければ、解約申入れから1年の経過で終了します(民法617条1項1号)。
3:○ 不適切です。
期間内解約条項がある場合は、民法618条により617条が準用されます。
予告期間の特約がなければ、借主の解約申入れから3か月の経過で終了し、申入れと同時には終了しません。
4:× 適切です。
期間の定めのない建物賃貸借は、借主からの解約申入れであれば3か月の経過で終了します(民法617条1項2号)。
貸主からの申入れは、借地借家法27条1項により6か月の経過が必要で、正当事由も求められます。
【ポイント】
解約申入れ後の終了時期は、土地は1年、建物は3か月(民法)、建物の貸主からは6か月(借地借家法)と整理します。