正答2
解説
正解は2です。
不動産証券化の仕組み(ビークル、流動化型とファンド型、デットとエクイティ、ノンリコースローン)を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 不動産証券化では、資産を保有して投資家に収益を分配するための器(ビークル)が使われます。
ビークルには、活動の実態を持たない特別目的会社などのペーパーカンパニーが利用されます。
記述は正しい内容です。
2:○ 流動化型(資産流動化型)は、先に対象となる不動産があり、それを証券化して資金を集める仕組みです。
お金を集めてから投資対象を決めるのは、ファンド型(資産運用型)の説明です。
この点が誤りなので、本肢が答えです。
3:× デット(借入れや社債など)は、利息の支払や元本の償還がエクイティ(出資)より優先されます。
安全性が高い分、投資家が得るリターンの割合は低くなります。
記述は正しい内容です。
4:× ノンリコースローンは、返済の原資を特定の事業や資産から生じる収益に限定する融資です。
それ以外の財産は、ローン債権の引当て(責任財産)になりません。
記述は正しい内容です。
【ポイント】
流動化型は「はじめに不動産ありき」、ファンド型は「はじめにお金ありき」と覚えましょう。
エクイティは返済の順位が後になる分、リスクが高く、期待できるリターンも大きくなります。