正答4
解説
正解は4です。
この問題は、賃貸住宅を取り巻く統計(令和5年住宅・土地統計調査、建築着工統計)を問うています。
【選択肢別解説】
1:× 1世帯当たりの住宅数は、前回調査より減少していません。
総住宅数と総世帯数がいずれも過去最多となった点は正しい内容です。
総住宅数は6504万7千戸、総世帯数は5621万5千世帯です。
しかし、1世帯当たりの住宅数は1.16戸で、2013年以降は同じ水準で推移しており、減少してはいません。
2:× 借家と民営借家の割合を示す数値が、統計の数値と一致しません。
持ち家住宅率が60.9%で、前回調査より0.3ポイント低下した点は正しい内容です。
実際には、借家は住宅全体の35.0%で、前回調査より0.6ポイント低下しています。
民営借家は住宅全体の28.2%です。
借家が38.0%に増加し、民営借家が35.0%とする部分が誤りです。
3:× 空き家のうち最も多いのは、売却用ではなく賃貸用の空き家です。
空き家900万2千戸のうち、賃貸用の空き家が443万6千戸で最も多く、空き家全体の49.3%を占めます。
売却用の空き家は32万6千戸で、空き家全体の3.6%にとどまります。
4:○ 令和6年の新設住宅着工戸数は、貸家、分譲住宅、持家の順に多くなっています。
令和6年の新設住宅着工戸数は792,195戸です。
そのうち貸家が342,092戸と最も多く、次いで分譲住宅が225,315戸、持家が218,175戸です。
分譲住宅と持家の差は約7千戸とわずかですが、貸家、分譲住宅、持家の順になっています。
【ポイント】
空き家の内訳では「賃貸用」が最も多く、次いで「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」が多い点が頻出です。
新設住宅着工では、近年は貸家が最も多い状況が続いています。