正答2
解説
正解は2。
腎尿細管分泌が飽和する薬物では、投与量(血中濃度)の増大に伴い分泌担体の飽和度が高まり、単位血中濃度あたりの分泌速度が相対的に低下するため、腎クリアランスは投与量の増大とともに低下する(選択肢2正)。
腎クリアランスが低下すると全身クリアランスも低下するので、AUC/投与量(選択肢1)はむしろ増大し、消失半減期(選択肢3)と平均滞留時間(選択肢4)はいずれも延長する。
血中非結合形分率(選択肢5)は血漿タンパク結合の程度で決まる値であり、投与量が増えて結合が飽和すればむしろ上昇する方向に働くため、投与量の増大に伴い低下するのは腎クリアランスである。