問320-321 下記の医薬品を卸売販売業者の担当者が納品に来たので、薬剤師が薬局のカウンターにおいて検収を行った。
なお、薬局は、向精神薬営業者に関して別段の申し出はしていないものとする。
セレギリン塩酸塩錠2.5 mg
アムロジピン錠5 mg
アミオダロン塩酸塩錠100 mg
メチルフェニデート塩酸塩錠10 mg
フルニトラゼパム錠2 mg
ペンタゾシン塩酸塩錠25 mg
トリメブチンマレイン酸塩100 mg(要指導医薬品)
問321(法規・制度・倫理)
検収した医薬品のその後の取扱いに関する記述のうち、適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4。
過剰在庫となった向精神薬を、向精神薬卸売業者に返品することは法令上認められた適正な取引である。
麻薬の保管は、麻薬及び向精神薬取締法第34条第2項により「麻薬以外の医薬品(覚醒剤を除く。)と区別し、鍵をかけた堅固な設備内に貯蔵して」行わなければならず、麻薬と同じ金庫に入れてよいのは覚醒剤だけである。本問で納品された医薬品に覚醒剤はなく(セレギリンは覚醒剤原料であって覚醒剤ではない)、これらを麻薬の保管庫に入れる選択肢1は不適切である。
要指導医薬品は購入者が直接手の触れられない場所(要指導医薬品陳列区画の内部の陳列設備)に陳列しなければならず選択肢2は誤り、毒薬は他の物と区別して貯蔵・陳列し、その場所にはかぎを施さなければならないため無施錠で陳列する選択肢3も誤りである。
また毒薬・劇薬は14歳未満の者には交付してはならないため、親に頼まれて来局した小学生に毒薬を販売する選択肢5も認められない。