正答2
解説
正解は2。
イヌリンは糸球体で自由にろ過される一方、尿細管での再吸収も分泌も受けないため、その腎クリアランスは糸球体ろ過速度(GFR)とほぼ等しく比は1となる。
このためイヌリンクリアランスはGFR測定のゴールドスタンダードとして用いられる。
グルコースはろ過された後ほぼ全量が近位尿細管で再吸収されるため腎クリアランスはほぼ0となり、比は1よりはるかに小さい。
パラアミノ馬尿酸はろ過に加えて尿細管分泌を強く受け、腎を1回通過する間にほぼ完全に排泄されるため腎クリアランスは腎血漿流量に近づき、比は1を大きく上回る(およそ5)。
アンピシリンも尿細管分泌を受けるため比は1より大きくなり、インドシアニングリーンは主として胆汁中に排泄されるため腎クリアランスはほぼ0である。