「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」の第一種特定化学物質はどれか。
2つ選べ。
(下図:選択肢1〜5はそれぞれ塩素置換された多環芳香族骨格。1=ジベンゾ-パラ-ジオキシン骨格(Clm, Cln置換)。2=ジベンゾフラン骨格(Clm, Cln置換)。3=ビフェニル骨格(Clm, Cln置換)。4=2,4,6-トリクロロフェニル 4-ニトロフェニルエーテル(Cl3-C6H2-O-C6H4-NO2)。5=ナフタレン骨格(Clm, Cln置換)。m, nは塩素の数を表す。)
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5。
化審法における第一種特定化学物質には、難分解性・高蓄積性・人又は高次捕食動物への長期毒性を有する化学物質としてポリ塩化ビフェニル(PCB)やポリ塩化ナフタレン(PCN)などが指定されている。
ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンやポリ塩化ジベンゾフラン(いわゆるダイオキシン類)は意図的に製造される化学物質ではなく燃焼などに伴う非意図的生成物であるため、化審法ではなくダイオキシン類対策特別措置法で規制される。
選択肢4の2,4,6-トリクロロフェニル 4-ニトロフェニルエーテル(CNP)はかつて水田用除草剤として使用された農薬で、農薬取締法の下で扱われ現在は登録が失効しているが、化審法の第一種特定化学物質には指定されていない。