正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3。
ニトログリセリンのテープ剤は経皮吸収により門脈を経由せず全身循環に到達するため肝初回通過効果を回避でき、持続的な薬効を期待できる。
セフチゾキシムナトリウムの坐剤は直腸粘膜からの吸収を高めるためカプリン酸ナトリウム(吸収促進剤)を添加した製剤が実用化されている。
ファモチジンの口腔内崩壊錠は苦味マスキングのため唾液に溶けにくい高分子で薬物粒子を被覆する等の技術が用いられるが、固体分散体は一般に薬物の溶出速度を高める技術であり溶出を抑える技術ではないため2は誤りである。
付着性高分子(ヒドロキシプロピルセルロース)を基剤とする鼻粘膜付着型のパウダースプレー製剤として本邦で実用化されているのはベクロメタゾンプロピオン酸エステル製剤であり、トリアムシノロンアセトニドではないため4も誤りである。
プロポフォール注射剤はリポソームのような脂質二重膜ではなく大豆油を卵黄レシチンで乳化した単純なO/W型脂肪乳剤であり、血中滞留性を高める目的の製剤ではなく速やかな分布・代謝により作用発現・消失が速いのが特徴であるため5も誤りである。