正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5。
オゾンによる高度浄水処理では、その強い酸化力によりカビ臭物質(ジェオスミン、2-メチルイソボルネオール等)などの臭気物質が酸化分解され除去される(4)。
硫酸アルミニウム(硫酸バンド)は水中のアルカリ分(炭酸水素イオン等)と反応して水酸化アルミニウムゲルを生成し、これが微粒子を取り込んで沈降性のフロックを形成する(5)。
前塩素処理とは凝集沈殿処理より前の段階で行う塩素処理を指す用語であり、凝集沈殿とろ過の間(中間段階)で行う塩素処理は「中間塩素処理」と呼ばれるため1は誤り。
塩素消費量は、水中の有機物や鉄(II)・マンガン(II)・亜硝酸などの被酸化性物質によって消費される塩素の量を表す指標である。アンモニウムイオンは塩素と反応してクロラミン(結合残留塩素)となり残留塩素として測定されるため、増加させるのは塩素消費量ではなく、遊離残留塩素を確保するために必要な塩素量である塩素要求量であり2は誤り。
不連続点塩素処理は、アンモニアを分解して遊離残留塩素を確保し確実な消毒効果を得ることを主目的とするものであり、トリハロメタンの生成抑制を目的とするものではないため3は誤り(トリハロメタン対策としては前塩素処理を中間塩素処理に切り替える、活性炭処理やオゾンによる高度浄水処理を行うなどの方法がとられる)。