正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
パーマ剤や染毛剤で起こる酸化・還元の反応を問うています。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述で、これが答えです。
過酸化水素は還元剤ではなく、酸化剤として作用します。
染毛剤の第2剤に含まれ、メラニン色素を分解し、酸化染料を発色させます。
2:× 正しい記述です。
パーマ剤第1剤のチオグリコール酸は還元剤です。
シスチン結合に水素を与えて結合を切り、毛髪を変形しやすい状態にします。
3:× 正しい記述です。
パーマ剤第2剤の臭素酸ナトリウムは酸化剤です。
切れたシスチン結合を酸化によって再び結合させ、ウェーブを固定します。
4:× 正しい記述です。
香粧品の油分は空気中の酸素で自然に酸化(自動酸化)し、変色や異臭を生じます。
抗酸化剤はこれを防ぐために配合されます。
【ポイント】
パーマは第1剤(還元)でシスチン結合を切り、第2剤(酸化)で再結合させる仕組みです。
酸化剤の代表は過酸化水素と臭素酸ナトリウム、還元剤の代表はチオグリコール酸とシステインです。