次亜塩素酸ナトリウムに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 漂白作用がある。
b 酸性の洗剤と混ぜると有害なガスが発生する。
c 0.1%水溶液に10分間浸すと細菌の芽胞は不活化する。
d 消毒するものに有機物の汚れが残っていても消毒効果は低下しない。
正答1
解説
正解は1です。
消毒薬として広く使われる次亜塩素酸ナトリウムの性質と、使用上の注意を問うています。
【記述別解説】
a:○ 次亜塩素酸ナトリウムは強い酸化作用をもち、漂白作用があります。
家庭用の塩素系漂白剤の主成分でもあります。
b:○ 塩素系の次亜塩素酸ナトリウムを酸性の洗剤と混ぜると、有毒な塩素ガスが発生します。
c:× 細菌の芽胞は、消毒薬に強い抵抗性をもっています。
0.1%の水溶液に10分間浸す程度では、芽胞を確実に不活化することはできません。
d:× 次亜塩素酸ナトリウムは、血液などの有機物に触れると分解され、消毒効果が低下します。
消毒の前に汚れを十分に洗い落とす必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ aとbはどちらも正しい記述です。
2:× cは誤りなので、この組合せは当てはまりません。
3:× cとdはどちらも誤りです。
4:× dは誤りなので、この組合せは当てはまりません。
【ポイント】
次亜塩素酸ナトリウムは、金属を腐食させる性質もあります。
金属製の器具に使った場合は、消毒後に十分に水洗いしましょう。