消毒に対する病原微生物の抵抗性に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「細菌では[A]は[B]より消毒薬に対して強い抵抗性を持っている。ウイルスは[C]では不活化されにくいが、[D]には弱い。」
正答1
解説
正解は1です。
病原微生物の種類による、消毒薬への抵抗性の違いを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ A=芽胞、B=栄養型、C=逆性石けん、D=次亜塩素酸ナトリウムで、文章が正しく完成します。
芽胞は厚い殻に包まれた耐久型で、ふつうに増殖している栄養型よりも消毒薬に強い抵抗性をもちます。
ウイルスは逆性石けんでは不活化されにくい一方、次亜塩素酸ナトリウムは多くのウイルスに有効です。
2:× AとBが逆です。
栄養型は芽胞より消毒薬に弱いです。
CとDも逆で、ウイルスに効きやすいのは次亜塩素酸ナトリウムです。
3:× CとDは正しいですが、AとBが逆です。
強い抵抗性をもつのは芽胞のほうです。
4:× AとBは正しいですが、CとDが逆です。
逆性石けんはウイルスに効きにくく、次亜塩素酸ナトリウムはウイルスに有効です。
【ポイント】
消毒薬への抵抗性は芽胞が最も強く、結核菌やエンベロープ(外側の膜)のないウイルスがそれに続きます。
逆性石けんは一般細菌には有効ですが、芽胞、結核菌、多くのウイルスには効果が期待できません。