正答1
解説
正解は1です。
この問題は法令に定められていないものを選ぶので、○ が答え(法令に定められていない記述)です。
鋳鉄製ボイラーの附属品などの要件は、ボイラー構造規格の第2編(第88条〜第101条)に定められています。
鋼製ボイラーと似た規定でも、数値が異なるものがあるので注意が必要です。
【選択肢別解説】
1:○ 法令に定められていない記述です。
鋳鉄製ボイラーで験水コックを設ける場合、ボイラー構造規格第97条第3項は「2個以上」取り付けることを定めています。
「3個以上」とする点が誤りです。
ガラス管取付位置と同等の高さの範囲に3個以上とするのは、鋼製ボイラーの規定(第72条第1項)です。
2:× 法令に定められています。
第98条により、圧力が0.3MPaを超える温水ボイラーには、温水温度が120℃を超えないように温水温度自動制御装置を設けなければなりません。
3:× 法令に定められています。
第96条第2項により、温水ボイラーには、ボイラーの本体または温水の出口付近に水高計を取り付けなければなりません。
水高計に代えて圧力計を取り付けることもできます。
4:× 法令に定められています。
第100条により、給水が水道その他圧力を有する水源から供給される場合には、その水源に係る管を返り管に取り付けなければなりません。
給水をボイラー本体に直接入れない配管とする規定です。
5:× 法令に定められています。
第95条第1項により、暖房用温水ボイラーには逃がし弁を備えなければなりません。
ただし、内部の圧力を最高使用圧力以下に保持できる開放型膨張タンクに通ずる逃がし管を備えたものは除かれます。
【ポイント】
験水コックの数は「鋼製ボイラーは3個以上、鋳鉄製ボイラーは2個以上」と区別して覚えましょう。
鋳鉄製ボイラーでは「0.3MPaを超える温水ボイラーの120℃制御」「給水管は返り管に取り付ける」「逃がし弁か開放型膨張タンクへの逃がし管」も頻出です。