正答3
解説
正解は3です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない記述)です。
ボイラーの温度制御に使う温度検出器の種類と特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は適切です。
バイメタル式は、熱膨張率の異なる2種類の金属板を張り合わせ、温度による曲がりで接点を開閉します。
構造は簡単ですが、振動で誤差が出ることがあり、応答速度も遅い検出器です。
2:× 記述は適切です。
溶液密封式は、感温体に封入した揮発性液体が温度で膨張・収縮することを利用します。
その変化をベローズやダイアフラムで動きに変え、接点を開閉します。
3:○ この記述が適切ではありません。
保護管内を真空にすると、保護管から感温体へ熱が伝わりにくくなり、感度が悪くなります。
保護管を用いるときは、管内にシリコングリスなどを入れて熱の伝わりを良くします。
4:× 記述は適切です。
測温抵抗体は、金属の電気抵抗が温度によって一定の割合で変化する性質を利用します。
正確に測るため、抵抗の変化が一定であることや温度係数が大きいことが求められます。
5:× 記述は適切です。
熱電対は、種類の異なる2本の金属線の両端を接合して閉回路を作ったものです。
両端に温度差があると熱起電力が生じるので、その大きさから温度を求めます。
【ポイント】
保護管を使う取付けでは「シリコングリスなどを入れて感度を上げる」が正解の知識です。
バイメタル式の短所(振動による誤差・応答の遅さ)も頻出です。