重油の性質に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 密度の大きい重油は、密度の小さい重油より単位質量当たりの発熱量が小さい。
B 重油の比熱は、温度及び密度によって変わる。
C 密度の小さい重油は、密度の大きい重油より一般に引火点が高い。
D 重油の密度は、温度が上昇すると増加する。
正答1
解説
正解は1です。
重油の性質について、A〜Dのうち適切な記述だけをすべて選ぶ問題です。
【記述別解説】
A:○ 適切な記述です。
密度の大きい重油は、炭素に対する水素の割合が小さくなります。
水素は単位質量当たりの発熱量が大きいので、水素の少ない密度の大きい重油ほど単位質量当たりの発熱量は小さくなります。
B:○ 適切な記述です。
重油の比熱は一定ではなく、温度と密度によって変わります。
C:× 誤った記述です。
密度の小さい重油は軽い成分を多く含み蒸発しやすいので、一般に引火点は低くなります。
密度の小さい重油ほど引火点が高い、という点が誤りです。
D:× 誤った記述です。
重油は温度が上がると膨張して体積が増えるので、密度は増加ではなく減少します。
適切なのはAとBです。
【選択肢別解説】
1:○ AとBの組合せで、適切な記述だけをすべて挙げています。
2:× 誤ったCを含んでいます。
3:× 誤ったCとDを含み、適切なBが抜けています。
4:× 誤ったDを含み、適切なAが抜けています。
5:× CとDはどちらも誤った記述です。
【ポイント】
重油は密度が大きいほど、引火点や粘度が高く、単位質量当たりの発熱量は小さくなる傾向があります。
温度が上がると、密度と粘度はどちらも小さくなります。