正答5
解説
正解は5です。
重油などボイラー用液体燃料の性質を問う問題です。
この問題は適切なものを選びます。
【選択肢別解説】
1:× 分類の基準が誤りです。
JISでは重油を、引火点ではなく動粘度によって1種(A重油)、2種(B重油)、3種(C重油)に分類しています。
2:× 記号が示す条件が誤りです。
質量比を、ある体積の試料の質量とそれと同体積の水の質量との比とする部分は正しい記述です。
付記する記号は、密度条件ではなく、試料及び水の温度条件を示すものです。
水の密度は温度で変わるため、どの温度で比べた値かを記号で示します。
3:× 大小関係が逆です。
C/H比が大きい、つまり炭素の割合が多い重油ほど、すすを生じやすくなります。
4:× 数値が誤りです。
重油の実際の引火点は100℃前後で、着火点は250〜400℃程度です。
5:○ 燃料の密度は、粘度、引火点、C/H比、残留炭素分、硫黄分、窒素分と互いに関連しています。
一般に、密度の大きい重油ほど粘度が高く、残留炭素分や硫黄分も多い傾向があります。
【ポイント】
重油の分類は動粘度、すすの出やすさはC/H比の大小で判断します。
引火点(火を近づけると燃え出す温度)より着火点(自然に燃え出す温度)の方が高いことも押さえます。