温水ボイラーの温度制御に用いるオンオフ式温度調節器(電気式)に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。
A 感温体内の液体は、温度の上昇・下降によって膨張・収縮し、ベローズやダイヤフラムの変位により、マイクロスイッチを開閉させる。
B 感温体内の液体には、一般にトルエン、エーテル、アルコールなどが用いられる。
C 保護管を用いて感温体を取り付ける場合は、保護管内にシリコングリスを挿入してはならない。
D 温度調節器は、一般に調節温度及び比例帯の設定を行う。
正答1
解説
正解は1です。
温水ボイラーに用いるオンオフ式温度調節器(電気式)の構造・取付け・設定を問う問題です。
【記述別解説】
A:○ 感温体内に封入した液体が温度変化で膨張・収縮し、ベローズやダイヤフラムが変位してマイクロスイッチを開閉します。
B:○ 感温体内の液体には、一般にトルエン、エーテル、アルコールなどが用いられます。
C:× 保護管を使って感温体を取り付ける場合は、保護管内にシリコングリスなどを挿入して熱の伝わりを良くします。
「挿入してはならない」は誤りです。
D:× オンオフ式温度調節器で設定するのは、調節温度と動作すき間(ディファレンシャル)です。
比例帯は比例動作を行う調節器で設定する値で、オンオフ式では設定しません。
適切なのはAとBなので、正解は1です。
【選択肢別解説】
1:○ 適切なAとBだけをすべてあげています。
2:× 誤ったCを含むので誤りです。
3:× 誤ったDを含むので誤りです。
4:× 誤ったCとDを含み、Aも欠けているので誤りです。
5:× CもDも誤った記述です。
【ポイント】
オンオフ式は「調節温度と動作すき間」、比例式は「比例帯」を設定すると区別します。
動作すき間を小さくしすぎるとオンオフが頻繁になり、機器の寿命を縮めます。