不動産の売買契約において、買主が売主に解約手付を交付した場合、売主は、( ① )が契約の履行に着手するまでは、受領した手付( ② )を買主に提供することで、契約の解除をすることができる。
正答2
解説
正解は2です。
この問題は、解約手付による契約解除のルールを問うています。
解約手付が交付された場合、相手方が契約の履行に着手するまでは、手付を使って契約を解除できます。
【選択肢別解説】
1:× ①の買主は正しいですが、②の「と同額」は誤りです。
受領した手付と同額を返すだけでは預かった金銭を返すにすぎず、解除の代償になりません。
売主は手付の倍額を提供する必要があります。
2:○ 売主は、相手方である買主が契約の履行に着手するまでは、受領した手付の倍額を現実に提供して契約を解除できます。
買主から解除する場合は、交付した手付を放棄します。
3:× 解除できる期限は、解除する側ではなく相手方が履行に着手するまでです。
売主が解除する場合の相手方は買主なので、①に売主は入りません。
②の「と同額」も誤りです。
【ポイント】
「買主は手付を放棄、売主は倍額を現実に提供」と覚えましょう。
宅地建物取引業者が自ら売主となる場合、手付の額は代金の2割が上限です。