2022年9月 FP技能検定3級 問50
所得税において、 納税者の合計所得金額が2,400万円以下である場合、基礎控除の額は、( )である。
正答2
解説
正解は2です。 所得税の基礎控除の額を問う問題です。 基礎控除は、納税者本人の合計所得金額に応じて控除額が変わります。 【選択肢別解説】 1:× 38万円は、2019年分までの基礎控除の額です。 2020年分以後は、合計所得金額2,400万円以下の場合、48万円に引き上げられています。 2:○ 納税者の合計所得金額が2,400万円以下の場合、基礎控除の額は48万円です。 2,400万円を超えると段階的に減り、2,500万円を超えると適用されません。 3:× 63万円は、基礎控除の額ではありません。 19歳以上23歳未満の特定扶養親族に係る扶養控除の額です。 【ポイント】 基礎控除は、合計所得金額2,400万円超2,450万円以下で32万円、2,450万円超2,500万円以下で16万円となります。 なお、2025年分からは基礎控除が引き上げられています。 合計所得金額2,350万円以下では原則58万円となり、所得が低い人にはさらに上乗せがあります。法改正による注意
正答と採点は出題当時の正解によります。
肢2(48万円)は、2025年12月施行の所得税法改正により、現行法では正しい答えになりません。基礎控除の額は、合計所得金額2,350万円以下の場合は58万円、2,350万円を超え2,400万円以下の場合は48万円に改められ、「2,400万円以下なら一律48万円」ではなくなりました(2025年分から適用)。さらに2025年分・2026年分は、合計所得金額655万円以下の人に租税特別措置法による上乗せがあります。現行法では、この問題の形で正しい選択肢はありません。 根拠:所得税法第86条第1項(2025年12月1日施行)、租税特別措置法第41条の16の2 (2026年度試験の法令基準日〔2026年4月1日〕時点の法令による)