正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
言語聴覚療法に関連する教育や専門職の歴史を、国内と米国について問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
わが国の盲・聾の公教育は、1878年(明治11年)に開業した京都盲唖院に始まりました。
2:× 正しい記述です。
米国の言語聴覚療法従事者の職能団体であるASHA(米国言語聴覚協会)の前身は、1925年に設立されました。
3:× 正しい記述です。
わが国では昭和初期の1930年前後に、大学で音声言語障害の治療や研究を行う部門が開設されています。
4:× 正しい記述です。
1971年に国立聴力言語障害センター附属の養成所が開設され、公的機関での養成教育が始まりました。
5:○ 誤った記述です。
言語聴覚療法従事者の国家資格化の検討は、1990年代ではなく1960年代半ばから始まっていました。
長い議論を経て、1997年に言語聴覚士法が制定されています。
【ポイント】
言語聴覚士法の制定は1997年、第1回国家試験の実施は1999年です。
国家資格化の検討開始から法制化までには、およそ30年を要しました。
【用語】
京都盲唖院:1878年に京都に開かれた、日本初の盲と聾の公教育機関である。
ASHA:米国の言語聴覚療法従事者の職能団体である、米国言語聴覚協会を指す。
国家資格化:国の法律で資格を定め、その資格者に業務を認める制度にすることである。