正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
応用行動分析(ABA)では、行動の前の条件(先行条件)、行動、行動の後の結果(強化など)の関係から行動をとらえます。
その代表的な手法と用語の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った組み合わせです。
手本を示して模倣させる手法は、モニタリングではなくモデリングです。
モニタリングは、行動の経過を観察・記録して確認することです。
2:× 正しい組み合わせです。
シェーピングは、目標とする行動に近い行動を段階的に強化して、新しい行動を形成する手法です。
3:× 正しい組み合わせです。
子どもの要求に応じることは、要求行動の後に好ましい結果を与えることになり、要求行動を増やす強化として働きます。
4:× 正しい組み合わせです。
要求が出やすい事物を用意することは、行動が起こる前の環境を整える先行条件の操作です。
5:× 正しい組み合わせです。
正しい反応を引き出すために与えるヒントを、プロンプトといいます。
【ポイント】
ABAの基本はA(先行条件)・B(行動)・C(結果)の三項随伴性です。
プロンプトは正反応が出るにつれて段階的に減らしていき、これをフェイディングといいます。
【用語】
応用行動分析:行動とその前後の環境との関係を分析し、行動を変えようとする学問である。
先行条件:行動が起こる前に存在し、行動のきっかけとなる条件である。
強化:行動の直後に好ましい結果が生じ、その行動が増えることである。
シェーピング:目標の行動に近づく行動を少しずつ強化して形成する手法である。
プロンプト:正しい反応を引き出すために、与えるヒントや補助である。
モデリング:手本を見せて模倣させることで、行動を身につけさせる手法である。