正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
発話速度を遅くする訓練は、運動障害性構音障害で明瞭度を高めるためや、吃音の流暢性を高めるために用いられます。
【選択肢別解説】
1:× アクセント法は、腹式呼吸とリズミカルな発声を組み合わせて、呼吸と発声の協調を図る音声治療です。
発話速度を遅くすることが目的ではありません。
2:× チューイング法は、かむ動作をしながら発声させて喉頭の過緊張をゆるめる音声治療です。
発話速度を遅くする方法ではありません。
3:○ フレージング法は、文を意味のまとまり(句)ごとに区切って、区切りで間をとりながら話す方法です。
発話速度を遅くし、明瞭度を高めます。
4:○ モーラ指折り法は、1モーラ(拍)ごとに指を折りながら話す方法です。
1拍ずつ区切ることで発話速度を遅くします。
5:× メンタルリハーサル法は、話す場面を頭の中で思い描いて練習し、不安を軽減する吃音の訓練法です。
発話速度を遅くする方法ではありません。
【ポイント】
発話速度の調整法には、フレージング法、モーラ指折り法、ペーシングボード、ポインティング・スピーチなどがあります。
失調性構音障害やパーキンソン病の発話加速の訓練でよく用いられます。
【用語】
発話速度:一定の時間にどれだけの音節を話すかを表す、話す速さを指す。
フレージング法:文を適切な区切りで分けて、ゆっくり話させる方法である。
モーラ指折り法:1モーラ(拍)ごとに指を折りながら話し、ゆっくりした発話を促す方法である。
アクセント法:腹式呼吸とリズミカルな発声を組み合わせる音声治療である。
チューイング法:かむ動作をしながら発声させて、喉頭の緊張をゆるめる音声治療である。
メンタルリハーサル法:話す場面や楽に話している自分を頭の中で思い描いて練習する、吃音の訓練法である。