正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
機能性構音障害を中心とした小児の構音訓練について、開始時期・頻度・方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
訓練室で習得した音を日常会話で定着させるには、保護者に練習方法を伝えて家庭学習を行うことが大切です。
2:× 正しい記述です。
構音位置づけ法は、舌や唇の位置を具体的に示して正しい構音の構えをつくる方法で、構音訓練に有効です。
3:○ 誤った記述です。
訓練頻度は月1回では間隔があきすぎて定着しにくく、週1〜2回程度が適切とされます。
4:○ 誤った記述です。
誤り音があってもすぐに訓練を始めるのではありません。
発達途上の誤りで自然に改善する可能性を考え、年齢や被刺激性、音韻意識の発達などを評価してから開始時期を判断します。
5:× 正しい記述です。
正反応が得られたらその都度ほめることで、正しい構音が強化され、訓練への意欲も高まります。
【ポイント】
機能性構音障害の訓練は、一般に4〜5歳ころから開始するのが目安とされます。
被刺激性(聞かせると正しく言えるか)がない誤りや、固定化した誤りは、自然改善が期待しにくい訓練の対象です。
【用語】
構音位置づけ法:舌や唇の位置を具体的に示して、正しい構音を導く方法である。
被刺激性:正しい音を聞かせたり見せたりすると、誤っていた音を正しく構音できる性質である。
構音訓練:正しい音を作れるようになるために、段階的に行う訓練を指す。
機能性構音障害:発声発語器官の形態や運動、聴力に明らかな原因がないのに、構音の誤りが続いている状態である。