正答2
解説
正解は2です。
オージオメータのダイヤル値は、正常な聴力をもつ人の最小可聴閾値を0 dBとして表した値です。
この基準で表した音の強さを聴力レベル(dB HL)といいます。
【選択肢別解説】
1:× 音圧レベル(dB SPL)は、物理的な基準音圧20 μPaを0 dBとして表した値です。
オージオメータのダイヤル値はこれではありません。
2:○ オージオメータのダイヤル値は、周波数ごとの正常耳の最小可聴閾値を0 dBとした聴力レベル(dB HL)で表示されます。
3:× 感覚レベル(dB SL)は、検査を受ける本人の閾値を0 dBとして、それより何dB大きいかを表した値です。
4:× 等価騒音レベル(Leq)は、時間とともに変動する騒音のエネルギーを平均して表した値で、騒音の評価に用います。
5:× ラウドネスレベル(phon)は、1000 Hzの純音と同じ大きさに感じる音の音圧レベルで表した、音の大きさの感覚の尺度です。
【ポイント】
dB HLは「正常耳の閾値」、dB SLは「本人の閾値」、dB SPLは「物理的な基準音圧」が基準です。
基準の違いを区別できることが、聴覚検査の理解の基本になります。
【用語】
オージオメータ:純音聴力検査に使う、音の周波数と強さを調整できる装置である。
聴力レベル:正常耳の最小可聴値を基準とした音の大きさで、単位はdB HLである。
音圧レベル:基準音圧との比で表した音圧の大きさで、単位はdB SPLである。
感覚レベル:その人自身の聞こえの閾値を基準にして表した、音の大きさを指す。
ラウドネスレベル:音の大きさの感覚を、同じ大きさに聞こえる1kHz純音の音圧で表した値である。
等価騒音レベル:時間とともに変動する騒音を、エネルギーの平均で表した騒音の指標である。