正答4
解説
正解は4です。
躁病(躁状態)の症状を問う問題です。
躁状態では気分の高揚、睡眠欲求の減少、自尊心の肥大、多弁、観念奔逸、注意散漫、浪費などがみられます。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 短時間の睡眠でも元気であることは躁病の特徴です。
睡眠欲求が減少し、少ない睡眠でも疲れを感じずに活動します。
2:× 自己評価が高いことは躁病の特徴です。
自尊心が肥大し、誇大的な考えをもちやすくなります。
3:× 大きい声でよく喋ることは躁病の特徴です。
多弁で、話し続けようとする切迫感がみられます。
4:○ 集中力が持続するという記述は誤りです。
躁状態では注意が次々にそれる注意散漫がみられ、集中力は持続しません。
5:× 高価な買い物をすることは躁病の特徴です。
判断力が低下し、浪費や無謀な行動につながります。
【ポイント】
躁状態は「活動性は高いが、まとまりがない」と理解すると覚えやすくなります。
観念奔逸と注意散漫のため、物事を最後までやり遂げることが難しくなります。
【用語】
躁病:気分が異常に高揚し、活動性や自尊心が高まる状態が続く気分障害である。
観念奔逸:考えが次々にわき出て話題が移り変わり、まとまりがなくなる思考の異常である。
注意散漫:わずかな刺激で注意が次々にそれてしまい、一つのことに集中し続けられない状態である。