正答3
解説
正解は3です。
心理検査を目的別に分類する問題です。
人格検査には質問紙法(YG性格検査など)、投影法(ロールシャッハテストなど)、作業検査法(内田クレペリン精神検査)があります。
【選択肢別解説】
1:× レーヴン色彩マトリックス検査は人格検査ではなく、知能検査です。
図形の欠けた部分を選ぶ非言語性の推理能力の検査で、失語症者にも使えます。
2:× コース立方体組み合わせ検査は人格検査ではなく、知能検査です。
色のついた立方体で模様を作る非言語性の検査です。
3:○ バウムテストは人格検査です。
「実のなる木」を描かせ、その描画から人格を読み取る投影法の検査です。
4:× ベンダー・ゲシュタルト・テストは主に人格検査ではなく、視覚・運動機能の検査です。
図形を模写させ、視覚認知と描画の統合や脳の器質的障害を評価します。
5:× グッドイナフ人物画検査は人格検査ではなく、知能検査です。
人物画の描写の細かさから幼児の知能を推定します。
【ポイント】
同じ描画でも、バウムテストは人格検査(投影法)、グッドイナフ人物画検査は知能検査と区別します。
非言語性の知能検査であるレーヴンとコースは、言語障害がある人の知能の評価に用いられます。
【用語】
バウムテスト:「実のなる木」を描かせ、その絵から人格の特徴を読み取る投影法の人格検査である。
レーヴン色彩マトリックス検査:図形の欠けた部分に合うものを選ばせ、言語によらない推理力をみる検査である。
コース立方体組み合わせ検査:色のついた立方体を組み合わせて模様を作らせる、言語に頼らない知能検査である。
ベンダー・ゲシュタルト・テスト:図形を模写させ、視覚と運動の統合の発達や器質的な障害をみる検査である。
グッドイナフ人物画検査:子どもに人物を描かせ、描かれた部分の数などから知的発達の水準をみる検査である。