正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
防衛機制は、受け入れがたい不安や葛藤から自我を守るために無意識に働く心の仕組みです。
それぞれの防衛機制の定義を正確に区別できるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× この説明は投影ではなく昇華の定義です。
投影は、自分の受け入れがたい感情や欲求を相手のものとみなすことです。
2:× この説明は反動形成ではなく打ち消しの定義です。
反動形成は、本心と正反対の態度や行動をとることで、嫌いな相手に過度に親切にするのが例です。
3:× この説明は昇華ではなく同一化(取り入れ)の定義です。
昇華は、社会的に認められない欲求を、芸術やスポーツなど社会的に認められる行動に向けて満たすことです。
4:○ 合理化は、自分の言動を正当化するためにもっともらしい理由をつけることです。
イソップ物語の「すっぱいぶどう」が代表的な例です。
5:○ 抑圧は、受け入れがたい感情や思考を意識から締め出し、無意識に押し込めることです。
最も基本的な防衛機制とされます。
【ポイント】
防衛機制は「定義と名称の入れ替え」で出題されることが多いため、代表例とセットで覚えます。
昇華は唯一「社会的に望ましい」形で欲求を満たす防衛機制です。
【用語】
防衛機制:不安や葛藤から心を守るために、無意識のうちに働く心の仕組みである。
投影:自分の受け入れがたい感情や欲求を、相手が持っているものとみなす防衛機制である。
反動形成:本心とは反対の態度や行動をとって、受け入れがたい欲求を隠す防衛機制である。
昇華:満たされない欲求を、社会に認められる行動や創作に向け換えて満たす防衛機制である。
合理化:自分の行動や失敗にもっともらしい理由をつけて正当化する防衛機制である。
抑圧:受け入れがたい感情や思考を、意識から締め出して無意識に押し込める防衛機制である。