正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
パニック障害は、突然の強い不安と身体症状を伴うパニック発作を繰り返す不安障害です。
発作は数分から10分ほどでピークに達し、多くは30分以内に治まります。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 死の恐怖がみられることは正しいです。
発作中に「死んでしまうのではないか」という強い恐怖を感じます。
2:× 予期不安がみられることは正しいです。
また発作が起こるのではないかという不安が続き、外出などを避けるようになります。
3:○ 見捨てられ恐怖はパニック障害の特徴ではありません。
見捨てられることへの強い恐れは、境界性パーソナリティ障害の特徴です。
4:○ 食行動の異常はパニック障害の特徴ではありません。
拒食や過食などの食行動の異常は、摂食障害の特徴です。
5:× 動悸や胸痛などの身体症状がみられることは正しいです。
動悸・息苦しさ・胸痛・めまい・発汗などが突然出現します。
【ポイント】
パニック障害は「パニック発作・予期不安・広場恐怖」の3つで理解します。
治療には選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と認知行動療法が用いられます。
【用語】
パニック障害:突然の強い不安とともに動悸や息苦しさなどが起こるパニック発作を繰り返す不安障害である。
予期不安:またパニック発作が起こるのではないかと、発作の前から強く不安になることである。
見捨てられ恐怖:大切な人に見捨てられることへの強い恐れで、境界性パーソナリティ障害などでみられる。
広場恐怖:すぐに逃げられない場所や助けを得にくい状況を恐れ、避けるようになることである。