正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
日本語のアクセントは、語ごとに社会習慣として決まっている音の高低の配置(高低アクセント)です。
アクセントには、語を区別する働き(弁別機能)と、語のまとまりや切れ目を示す働き(統語機能)があります。
【選択肢別解説】
1:× 和語と漢語を区別することはアクセントの機能ではありません。
語種の違いはアクセントの型で決まるものではありません。
2:× 語幹と語尾を区別することはアクセントの機能ではありません。
アクセントは語全体の高低の配置であり、語の内部の構成要素を区別するものではありません。
3:○ 語を弁別することはアクセントの機能です。
共通語では「箸(ハシ)」と「橋(ハシ)」のように、高低の違いで意味の異なる語を区別できます。
4:○ 語の結合を示すことはアクセントの機能です。
複合語では前の語のアクセントの山が消えて全体が一つの山になり、語がひとまとまりであることが示されます。
5:× 動詞の活用形を示すことはアクセントの機能ではありません。
活用形の違いは語尾の形によって示されます。
【ポイント】
アクセントの2つの機能は「弁別機能」と「統語機能(境界表示機能)」です。
共通語では、一つの語の中で一度下がった音は再び上がらないという規則があります。
【用語】
アクセント:語ごとに決まっている音の高低や強弱の配置で、語を区別するのに役立つ。
語幹:動詞などの活用する語で、活用しても変わらない部分である。
弁別機能:アクセントの違いによって、同じ音の並びの語を区別する働きである。
統語機能:アクセントによって、語のまとまりや切れ目を示す働きである。