正答2
解説
正解は2です。
文の中で従属節(主節に従属する節)がどこから始まるかを問う問題です。
従属節の始まりは、その節の述語に対応する主語や修飾語がどこから始まるかで判断します。
この問題は「[」が従属節の始まりを示していないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 「[彼女に三日前に頼んでおいた」は「資料」を修飾する連体修飾節の始まりを正しく示しています。
2:○ 「彼が[もし出席できないとしたら」では、「[」は従属節の始まりを示していません。
「彼が」は「出席できない」の主語なので、従属節は「彼が」から始まります。
3:× 「[我々が提案した」は「案件」を修飾する連体修飾節の始まりを正しく示しています。
4:× 「[机の下に置いてある」は「箱」を修飾する連体修飾節の始まりを正しく示しています。
5:× 「[退院してから」は「出かけた」にかかる副詞的な従属節の始まりを正しく示しています。
主語の「彼は」は主節にかかるため、節の外にあります。
【ポイント】
「が」で示される主語は従属節の中にとどまりやすく、「は」で示される主題は主節まで及ぶのが原則です。
肢2では「彼が」が従属節の主語であることに気づけるかがポイントです。
【用語】
従属節:主となる節に付属して、その一部のように働く節である。
主節:文の中心となる節で、従属節を含んで文全体の意味をまとめる。
連体修飾節:名詞を修飾する節のことで、修飾される名詞の前に置かれる。